1人暮らし歴8年、引っ越し回数6回の私が、自身の失敗談も踏まえ発信しています!
私のブログでは、引っ越しで失敗しないために気を付ける事を6つの記事に分けて紹介しています。
引っ越しで失敗しないために気を付ける事
- 部屋探し・内覧
- 見積内容の確認・交渉
- 契約・保険
- 退去の手続き
- 片付け・その他手続き
- 引っ越し
今回は 第6回 引っ越し 編 になります!

今回で「賃貸・引っ越しの罠:ぼったくりを防ぐための完全ガイド」の最後の記事になります!これまで様々なことを学んできたので、あとは引っ越しするだけです!

いい物件と業者を見つけたし、騙されないように勉強したからもう大丈夫だね!あとはさっさと引っ越しちゃおう!

ここまでで90点は取れていると思います!
あとは消化戦ですが、新たな地での生活が確立するまで、気を引き締めましょう!
引越し業者の選定
相見積もりを取ろう

最後の敵が待っています(笑)。
引っ越し業者も、もらえたらラッキーくらいの感覚で吹っかけてくるかもしれません(笑)。
もうお分かりかと思いますが、引越し費用を抑えるためには、複数の引越し業者から相見積もりを取ることが重要です。最低でも3社以上の業者から見積もりを取得し、価格やサービス内容を比較しましょう。注意すべきは以下のポイントです。
追加料金の請求の有無
見積もり時には説明されなかった追加料金を、引越し当日や作業後に請求することがあります。例えば、荷物の量が予想以上だったという理由で追加費用を要求する場合があります。

見積り時から料金の変更の可能性があるか、確認しておきましょう。
ご多分に漏れず、メールで確認しましょう。
オプションサービスの押し売り
必要以上のオプションサービスを勧められ、結果的に高額な請求になることがあります。例えば、不要な梱包サービスや高額な保険を勧められる可能性があります。

見積書に「新居のハウスクリーニング」、「家財の保険」などの料金があれば、外してもらうか、その業者はやめておきましょう。ハウスクリーニングは不要ですし、引っ越し業者は「運送業者貨物賠償責任保険」に加入しています。保険に入るのは、客ではなく業者です。
地震対策グッズ販売・施工サービス
引っ越しに関係ない商品やサービスを勧められる場合もあります。

地震対策グッズなど、不安を煽ってくるサービスは悪質ですね。
必要な対策グッズは自分で揃えるようにしましょう。

大手で評判の高い引っ越し業者に依頼するつもりでも、相見積もりが必要なの?

賃貸契約の時のように、こぞってぼったくってくる訳ではありません(笑)。
でもぼったくりがあるのも事実です。
要は、相場を知らないから騙される訳です。相場を知るには、相見積もりです。
また、引っ越しの繁忙期(3月・4月・9月)は比較的高額となることが多いです。
暮らしのマーケットを使おう

聞いたことのある業者で引っ越し金額を調べているけど、結構お金がかかるんだな。。。一人暮らしだし必要な準備は自分でやるから、安く済ませられないかな。

そんな方におすすめなのが、暮らしのマーケットです!
暮らしのアーケットは、エアコン取り付け、格安引っ越し、不用品回収、洗濯機クリーニング、家具組み立て、水回りクリーニング等、様々な生活関連サービスの依頼ができるプラットフォームです。大手の業者ではなく、サービス提供をしている個人事業主が多く掲載されています。

一人暮らしで、軽トラックに乗るくらいの物量であれば、暮らしのマーケットで格安引っ越し業者に依頼することを強くお勧めします。
暮らしのマーケットは多くの個人事業主が格安引っ越しの仕事を募集しています。価格の比較も簡単で、掲載されている金額以上の請求はほとんどありません。健全な市場競争によって適正価格で掲載されています。誰でも一目でわかるように掲載されているので、相見積もりが不要(というかしても仕方がない)なプラットフォームと言えるでしょう。

業者の顔写真とサービス内容、価格がずらっと並んでいて、どれにしようかなーって感じで選べます(笑)。
レビューや実績も簡単に見れるので、筆者的には大手の業者より安心感がありますね。
私も実際に利用しましたが、単身で43,600円で引っ越しができました!

でも業者も一人で来るんだし、サービスがしょぼかったり、対応が悪かったりするんじゃないの?

格安業者を利用するなら、作業を丸投げにすることは出来ません。自分で荷造りや段取りをする必要があります。あくまで荷物を運ぶのをめちゃめちゃ手伝ってくれる人、というイメージで利用しましょう(笑)。
格安業者を利用するにあたり、どの程度準備が必要かは「第5回 片付け・その他手続き編」にて解説しています!
各種ライフライン等の開通

ライフラインの開通は引越し前から申し込みが出来ます!早めに申し込みましょう。
筆者は忙しいからと後回しにし、ガスの通っていない部屋で冷たいシャワーを浴びることになりました(笑) しかも2回もやりました(笑)
電気
電気は、東京電力・中部電力・関西電力など昔からある電力会社で契約するようにしましょう。
電力会社はかなり多く、選択肢が多いです。ガスとセットで申し込むとお得になるキャンペーンがあったり、不動産屋で紹介される電気会社があったりするので何も考えずに決めてしまっている人がほとんどではないでしょうか?
電力会社は入居者が自由に決められます。詳しい解説は割愛しますが、燃料費の高騰に強い電力会社を選ぶようにしましょう。キャンペーンなどのお得情報に載せられて新電力会社で契約すると、石油燃料などの高騰で電気代が大きく上がることがあります。

大阪ガス、東京ガスみたいなガス会社は避けるのが無難です。
ガスはガス会社、電気は電力会社。分けて考えましょう。
電気料金の解説は割愛しますが、ここでは新電力会社ではなく旧電力会社で契約すれば80点は取れる。ということを覚えていってください!
ガス
電力会社と違い、建物や地域によって契約できる会社が決まっていることがほとんどです。上記の通り、ガスはガス会社、電気は電力会社で契約するのが無難です。セットでの契約を勧められるかもしれませんので注意しましょう。
また、ガスの開栓には立ち合いが必要になります。引っ越し後に都合のつく時間を早めに予約しておきましょう。

とりあえず引越しだけ完了させたはいいものの、転勤で引っ越し直後にも仕事があった筆者は、立ち会いの日程が取れず冷たいシャワーを浴びることになりました。。。
水道
各地域の管轄の水道局を確認して連絡しましょう。都市の方ではインターネットによる申し込みが必要なこともあります。

賃貸によっては建物で契約しているので入居者個人による契約は不要なこともあります。水道料金が毎月固定の物件なんかがそうですね。
ネット
インターネット環境も事前に整えておきましょう。光回線を新規契約する場合、長いと開通までに数週間〜数ヶ月かかることがあるため、早めに申し込みをするのがベストです。
光回線を使用したい場合、内覧時によく確認しておきましょう。光コンセントのある物件であれば、簡単な開通作業だけで光回線が使用できます。光コンセントのない物件でも開通工事をすれば使用できるようになることがほとんどですが、オーナーに穴あけやビス止めの許可をとったり、開通までに更に時間がかかったり等すこし面倒になります。

筆者も過去2回、光コンセントのない部屋に引っ越しましたが、工事をして無事使用できるようになりました。ですが開通までにかなり時間がかかりますので、光回線がないと生活や仕事に支障が出る人は、そもそも光コンセントのない物件は避けた方が良いでしょう。

インターネット回線は、どこがおすすめなの?
引越し後の手続き
転入届
引越し後14日以内に新しい住所の役所で転入届を提出しましょう。これを怠ると、住民票が正しく更新されず、各種手続きに支障が出ることがあります。

転入届の提出は法律で定められた義務なのでお忘れなく!
引っ越し前の住所での「転出届」が必要です!郵送でも手に入ります!
各種書類等の住所変更
住所変更が必要な書類を一通り紹介します。
- マイナンバーカード(住民票住所変更時にしてくれる)
- 運転免許証
- 車庫証明
- 国民健康保険証
- 国民年金関連書類
- 印鑑登録証
- 金融機関の口座関連書類
- クレジットカード
- 生命保険・損害保険の契約書
- ペットの登録書類(飼育している場合)
- NHK受信料の契約住所
etc…

多すぎてうんざりだよ・・・

郵便局で転送届を出していれば、書類は転送してくれるので焦らなくても大丈夫です。ゆっくり手のつくところから始めれば問題ありません!
ネットサービスの住所変更
Amazonや楽天などのオンラインショッピングサイト、ネット銀行やクレジットカード、Paypayなどの電子決済サービス、サブスク、その他のネットサービスの住所変更も行いましょう。

そんなの、とても全部は把握できないよ〜

使用頻度の高いものや、ネット銀行・カード・電子マネーなどのお金を取り扱うサービスを優先して、その他は必要になった時でもOKです。

どうしてお金を取り扱うサービスは優先するの?

住所変更に、マイナンバーカードを使用した「公的個人認証サービス」が必要なことがあります!送金や支払いがしたくても、先に住所変更とその承認が必要になることがあり、後回しにするとちょっと面倒かもです!
まとめ
引っ越し時での注意点は以上になります。引っ越しは、確認することとやることが非常に多く大変ですが、気持ちの良い新生活をスタートするために是非頑張ってほしいと思います!また、その時に私の記事が参考になることがあればこの上ない喜びです。
そして何より筆者が伝えたいことは、「最低限の知識を入れおいて、わる~い業者に騙されないようにしよう!」ということです。
今回で全6回に渡る「賃貸・引っ越しの罠:ぼったくりを防ぐための完全ガイド」の記事は終了です。ここまで読んでくださった皆さんはもう騙されることはありませんし、知人や家族を魔の手から守ることが出来るはずです!(笑)

筆者もたくさんやられましたから・・・。
皆さんと共にこの知識を広めることで、不動産業界への反撃としたいと思います(笑)
賃貸業界について少しだけでいいので勉強し、損をすることなく、満足できる引っ越しを一緒に実現しましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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