こんにちは!かあくです!
新NISA制度がスタートしてから1年以上経ちました!皆さんは投資はされていますか?
NISA制度は、長期投資と相性が抜群に良いです。そして長期投資において大切なことは、短期的な上昇・下落に左右されず、とにかく継続することです。

分かってはいるんだけど、資産が大きく減ると不安になるんだよね〜。

そんな長期投資について、筆者自身ハッとした事実があるので共有したいと思います!この記事を読めば、もう長期投資で不安になることはありません!
はじめに
時に、感情と結果は逆を向く
長期投資では、負け続けてきた人が、常に勝利し続けてきた人にも勝ることがある、そんな話です(笑)。これだけで内容が想像できた人は、今回の記事を読んでも、学ぶことはないかもしれません(笑)。
長期投資についてよく勉強した人へ
長期投資についてよく勉強した人にとっては、今回紹介する内容は、当たり前のことです。勉強していなかったとしても、少し考えてみれば分かることです。長期投資に少しでも不安を抱えている人にとっては参考になる内容だと思いますので、お付き合いください。

とても当たり前のことですが、投資を始めたばかりの筆者にはハッとさせられる内容でした!
今まで通りコツコツ積み立てよう
この記事は、「相場の良い時にこうしよう」「調整局面ではこうしよう」というような、行動基準を示すものではありません。長期投資を勉強し、計画を立てたなら、目標に向かってコツコツ継続しようというものです。

相場に振り回されないマインドを持ち、握力を鍛えようってことです。その一助になる内容だと思います。
下落相場は大きなリターンを生む
下落時、長期投資家に出来ることはない
NISAスタートから投資を始めた人は、昨年から調整局面・弱気相場という言葉を聞いてきたと思います。株式相場が短期的に下がっている状態を意味しています。

株価の安い時に買って、高い時に売る。
そうすると、利益が出る。株式の基本です。
しかし、長期投資では短期的な相場を考えません。「長期で見れば、株価は右肩上がりに成長する」という過去の実績から、今後の成長を期待し投資しているわけです。

長期投資では、弱気相場も強気相場も受け入れます。逆に言うと、「出来ることがない」とも言えます。
出来ることは、継続することだけです。いつか株式相場が成長し、大きなリターンを産んで帰ってきてくれることを祈りましょう。
順調は、順調じゃない?

長期投資家にとって、「買い時」や「売り時」はないんだ。
じゃあ、株式相場が順調に成長し続けることを祈るしかないんだね。

たしかに、継続することしか出来ないと言いました。
ですが”成長し続ける”ことを祈るのは、間違いです。

祈るしかないけど、祈るのは間違い?どういうこと?

投資計画を遂行し、継続することだけが大事なのです。成長し続けることとは、全く異なります。
「順調」と「不調」のシミュレーション
言っている事が分からないと思うので、ここでシミュレーションをしてみます。下の2つのチャートをご覧ください。

(Yahoo!ファイナンスよりデータ抽出 筆者作成)
これは2022年1月から2025年1月までの3年間の指数の推移です。
Aは実際のS&P500のチャート、Bは最初と最後を線で繋いだだけの、実際にはあり得ないチャートです。

実際のチャートでは少々値動きがありましたが、最終的には同じ指数に落ち着いています。

Bは毎日、史上最高値を更新し続ける最強ファンドだね^^
こんなに安定した投資があればいいのにな〜。

それでは、ここで一つシミュレーションをしてみましょう!
為替の計算は面倒なので、一律で1ドル140円(期間平均)とし、毎月5万円積立投資した時の保有口数と資産評価額を算出してみます。
Aの場合、保有口数は 約2.911口 資産評価額は 約2,406,453円
Bの場合、保有口数は 約2.484口 資産評価額は 約2,052,893円 となりました。

やっぱり安定しているからBが・・・ってあれ!?
不安定だったAの方が35万円近くも評価額が高くなっている!?

考えてみれば当たり前のことです。指数が低い時ほど、購入できる口数は多くなりますからね。

あぁ・・・そりゃそうか・・・。
でもなんか、不思議だなぁ。なんでだろう。

直感しにくいのは、次のような理由からかもしれませんよ?
メンタルと結果が反対になる
Aのファンドに投資した人と、Bのファンドに投資した人では、どちらの方がより安定した精神でいられるでしょうか?

そうか!!よりリターンの大きいAより、安定していたBのほうが精神的に余裕をもっていられるんだ!!

その通りです。Bは投資人生において、一度も負けていません。こんなに最高の投資はないと思い続けているのです。
負けしらずのBは、弱気相場に怯え、不安になることも辞めようと思うこともなかったでしょう。一方でAは、資産が増えたと思いきや、大きく減ることもあり、不安になることも、株価の回復を祈ったこともあったはずです。

しかし結果を見れば、より多くの資産を築いたのはAです。右肩上がりの成長は精神が安定し、最高の投資に見えますが、実はそうではないかもしれません。
シミュレーションから分かること
株価が一時的に高くなったところを切り取ったシミュレーションですので、結果が誇張されていることはお許しください。

つまり言いたいことは、下落相場だって大きなリターンのためには必要で、投資家にとって決して悪い局面ではないということです。むしろ好都合です!
SNSなどでは、相場が下がる度に、「投資なんてギャンブルだ」とか「楽して稼ごうとするからそうなる」といった言葉を見ることも多いです。

長期投資を知らない人ならまだしも、投資系インフルエンサーなんかも下落煽りをしてきますからね。
何も気にすることはありません。そういう局面を乗り越えてこそ、大きなリターンが出せるのです。

下落事はバーゲンセールだから、勇足を踏め!仕込み時だ!
・・・なんて言うつもりはありません。大事なのはただ「継続」のみ。

要は、相場に一喜一憂せず、見据えた目標の達成に向かって、ドーンと構えよ!って事だね!

パーフェクトです!下落に怯えることは、もうありませんね!
このシミュレーションの結果は、行動原理ではなく、あくまで長期投資マインドとして心に留めておきましょう!
まとめ
長期投資の事実から、継続し続けることの大切さが再認識できたでしょうか?大事なのはただ、継続のみです。

下落時に買いまくれ!上昇時は控えろ!そういう話ではありません。
勘違いしてほしくないので、何度も言わせてください(笑)。

見据えた目標に向かって、ドーンと構えよ!

あなたが短期トレードではなく、長期投資を始めた原点は、そこにあったはずです。
今回の記事を、長期投資のマインドとして受け取り、皆さんのモチベーションと握力を高める事ができたのなら、この上ない喜びです。
短期的な相場に一喜一憂することなく、これからもコツコツと自分にできることだけをして、一緒に資産形成を頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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